ガンカモ目ガンカモ科に属する「雁」と「鴨」。渡りの季節になると、まるで隊列をくんでいるかのようなV字型で飛行していく。
あのV字型は、鳥の翼の斜め後方に生じる上昇気流を活用し、長旅の疲労を少しでも抑える効果があるそうだ。
V字型にして、それできれいにかっこ良く飛とぶところを、飛べない生き物に対して誇示しているという訳ではないのである。
これは自然に生まれたデザインであるが、それらは生物たちの共存や種目間の生命維持の戦いという必要にかられて発生しているのである。
その規模から見ると、人間同士の争いは国家がどうとか宗教がどうとか、民度がどうとか、ファミレスで無神経な団体客が、内輪で喧嘩している姿と変わらない。
そんなものは、雁にもいるらしい。最近は空にかなりの電波が飛んでいるようで、見えない迂回網の影響で同じところをぐるぐる周る雁もいるそうだ。
これらはほぼ、時計回りに旋回することが多く、時計回りで回ることで時流に即しているという見栄を誇示しているらしい。
そして、そういう一定の慣性に酔っている状態のものを「がつがり」というらしい。
補足。ファミレスでの痴話げんか。そこには、当然家族の事情、カップルの事情などいろいろ存在するだろう。
だが、痴話げんかが趣味とか食べたいメニューを素直に頼まない嘘つきは、次からランチ定食メニューではご飯とパンではなく、
こんもりしたチキンライスに日の丸を爪楊枝で指したものが出てくるだろう。そんな国旗がふさわしい。
ちなみに「ニルスの不思議な旅」の渡り鳥は鴨、そしてニルスを乗せて渡りの旅をしているモルテンは、本来は飛べない鴨が家畜化されたアヒルだった。
http://www.dailymotion.com/video/xjtsoh_yyyyyyyyy-op-ed_m...
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